
「義務ギフト」はもうやめたい!?「法人ギフトのホンネ調査」を実施しました
法人ギフトサービスを提供するSHUKUU(シュクー)は、法人ギフトのホンネを問う独自調査を行いました。企業間のお中元やお歳暮、従来の贈答文化は現代のビジネスシーンにおいてどう思われているのでしょうか?法人ギフトの新たな可能性のヒントが見えてきました。
○儀礼的な法人ギフトはもう辞めたい!?
企業間の儀礼的な贈答文化について「廃止すべき」が24.5%、「どちらかというと廃止すべき」が41.5%と、合計66%が否定的な見方を示しました。
多くのビジネスパーソンは企業間の儀礼的な贈答を廃止したいという意思があることが見えてきます。これはなぜなのでしょうか?後半に進むに連れてヒントが見えてきます。
同じ問いに対して20代は「残すべき」、50代は「廃止すべき」と回答されているのも興味深い結果です。
世代ごとに抜き出したところ、現役デジタル世代の20代は「残すべき」が56%、「廃止すべき」が44%と、アナログな贈答文化を継承したいという考えが過半数を超え、81%が「廃止すべき」と回答した50代とは対照的な結果となりました。
仮説として若者の方が
①アナログなコミュニケーションを大事にしたい気持ちがある
②従来の儀礼的な贈答の体験が少なくポジティブな印象がある。
などが予想されます。昔から経験してきた50代にはネガティブな印象が大きいのでしょうか。
○贈答文化を辞めたいワケとは
贈答文化の悪い点として「手配やお礼をするのが面倒」(45%)、「義務的で気持ちがこもっていない」(36.5%)という声が上位を占め、形式的な贈答システムへの不満が浮き彫りとなりました。
確かに、形式的でありすぎると、お返しが必要?と思ってしまうかもしれません。また、気持ちが伝わらない機械的に選ばれたギフト、という印象も与えかねないことが見えてきました。
○なぜここまで法人の贈答文化は不評なのでしょうか?
法人ギフトを受け取った後、ユーザーはどう思うのでしょうか?ネガティブの声が大きく「お返しへの負担」を挙げる声が多く(26.5%)、さらに「変化がなかった」という声が最多となました(39.5%)
中高年を中心に廃止派が多数となった背景には、こうした実体験による“煩わしさ”や“手応えのなさ”が影響していると考えられます。
一方、ポジティブな意見として「企業への親しみが増す」(18%)「取引への意欲が高まる」(14.5%)の声も。関係性が深まることでビジネスへの影響があることも見えてきました。
○従来の法人ギフトはなぜ「儀礼的」なのか?
後半にどのような法人ギフトが喜ばれるのか?という調査結果が続きますが、ここで一旦「なぜ儀礼的な法人ギフトにはネガティブな反応が多いのか?」を考えます。
私たちは下記の「固定化されすぎたフォーマット」が義務的であり、機械的に同じものが配られている印象がつくられるのでは?と予想します。
「のし」を巻くだけのギフト。「年賀状=ハガキ」という昔から変わらないフォーマット。特別感がなく均一的です。慣習として同じものを機械的に贈ることが「返礼の義務」を受け取り側にも産んでしまうのではないでしょうか?
⚪︎従来の贈答文化にも良いところがある
調査の結果に戻ります。従来の法人ギフトにおける良い点も以下の結果で見えてきます。
従来の贈答文化の良い点として最も多かったのは「ご挨拶や感謝を伝える機会」(42%)となり、次いで「関係性を構築、確認できる」(29%)という結果に。
これはデジタル中心の現代において、贈答文化がビジネスコミュニケーションの貴重な機会として認識されていることを示しているのではないでしょうか?企業と担当者の関係性にポジティブな影響を生む工夫があれば、ビジネスの重要なシーンでの活用が見込めると考えられます。
⚪︎いまだからアナログの価値が引き立つ?
矢野経済研究所さんが調査した最新の法人ギフト市場の動向でも、「効率的にギフトを選べる」カタログギフトやデジタルギフトのサービスは、成長していると言われています。効率的で手間がかからず、スマホやPCから貰いたい人が欲しいものを選択できます。一方で従来の現物を手渡しするようなアナログギフトの価値は何なのでしょうか?
アナログギフトを贈るシーンとして「直接会って感謝を伝えたい時」(29%)や、「信頼関係や親密さを深めたい時」(25%)と数値が高く、ビジネスの場での関係性構築するツールとして期待されていることが伺えます。
デジタルコミュニケーションが中心の時代に、アナログギフトの魅力はそのリアル感。「年末のご挨拶」「周年事業」「リブランディング」など、ここぞ!というタイミングはアナログギフトを贈るのが効果的かもしれません。
⚪︎これからの法人ギフトの可能性
ビジネス上で関係性の高い人に、「儀礼的でない」感謝やお祝いのギフトを送りたいか?と言う質問をしてみました。
69.5%が「贈りたい」と回答。「特別な日には贈りたい」(31.5%)、「1年に数回贈りたい」(21.5%)など“自分が本当に大切だと思う相手”に、“贈りたいときに贈る”という現代人らしい思想があらわになりました。
なんと7割近くの方から「贈りたい」と言う意見がありました。特に、特別な日に送りたいと言う『しかるべきタイミングの本気のギフト』のニーズが見て取れます。
また、これからの法人ギフトのあり方についても質問した結果も興味深いものになりました。
特に注目すべきは、「もらって嬉しいアイテム」(28%)、「贈り手の気持ちが伝わる」(26.5%)、「より親密なコミュニケーション」(23%)、「カジュアルさ」(22.5%)といった要素が重視されている点です。
より実用的アイテム・形式的になりすぎずカジュアルに想いも込める。などニーズがシフトしていることを示しており、儀礼的な従来の法人ギフトの形を変える大きなヒントになります。
⚪︎カジュアルに、関係性のつくれる、本気の法人ギフトを目指して
....以上が調査結果となります。従来の儀礼的なフォーマットで送られる法人ギフト。無自覚に贈り続けても、受け取り手からすると嬉しくないものになる理由がたくさん見えた結果となりました。
調査結果のポイントまとめ
・「儀礼的な贈答文化」は廃止派が多い
・廃止したい理由は「手配やお礼の手間」「義務的で気持ちがこもってない」
・ポジティブ意見「企業への親しみが増す」「取引への意欲が高まる」
・ネガティブ意見「お返しへの負担がある」
・アナログギフトは、「直接会いたい/感謝を伝えたい/関係性を深めたい」時に
・関係のあるビジネスの人には、贈り物をしたい気持ちがある
・今後の法人ギフトは、より実用的なアイテム・形式的になりすぎず想いも込める
この調査のプレスリリースはこちら
法人ギフトサービスのSHUKUU(シュクー)は、儀礼的な贈答文化に対しての新しい形を提案しています。カジュアルでメッセージ性があり、もらった人が嬉しい、現代のビジネスパーソンが求める法人ギフトのあり方を追求しています。
①ギフトボックス
シュクーのサービスで代表的な「ギフトボックス」
- 企業のロゴから最適なデザインの組み合わせをご提案
- 伝統的な和柄に企業カラーを反映できる「のし」と「ボックス」
- オリジナルデザインで企業ブランドを体現するアイテム
- 企業からの想いを伝えるカスタムメッセージカード
縁起の良い伝統的な和柄や、季節のご挨拶などのコンセプトを選んでいただき、企業ロゴとかけ合わせていくと全体としてセンスよくまとまります。
ロゴカラーによって「のし」柄が変化し、「ボックス」までも連動することができます。もちろん、特別なデザインやメッセージも入れられます。効率的ではないのですが、企業ごとに同じフォーマットになることがないため、オンリーワンのパッケージが制作できます。
そして、中に入るアイテムまでフルカスタマイズが可能。リーフレットにメッセージを入れられるというのも既存のお中元やお歳暮では表現できない部分なので、注目してもらいたいです。贈られた側の印象は変わると考えています。
②プチギフトレター
年賀状や季節のお手紙など、そのままでは差別化が難しく印象に残りづらいコミュニケーションに、アイテムを加えた「プチギフトレター」。
こちらは中に簡単なアイテム(コーヒー/お箸/だしドリップ/バスソルト)を挟み、メッセージを添えて顧客や社員の方のリストへ発送できるサービスです。
アイテムが同梱されていることが一目で伝わるパッケージになっているので、読まずに捨てられるという企業のお手紙の第一関門を突破するのも一つの狙いとなっています。
従来の儀礼的な法人ギフトから脱却して、もらった方の心にのこるギフトを届けませんか??下記のフォームからお問い合わせお待ちしております。
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